LineConnect 4.4.1 インタラクション機能追加
LineConnect v4.4.1をリリースしました。
GitHubからダウンロード(GitHubのリリースページへ移動します)
インタラクション機能
インタラクション機能は、LINEのチャット画面上でLINE公式アカウントの友だちから対話形式で情報を入力してもらうことができる機能です。例えば、アンケートや予約申込み、トラブルシューティングなど、複数のステップに分かれた入力内容を一つのセッションとしてまとめて管理することができます。
インタラクションにはステップを複数設定できます。インタラクションが開始すると、セッションが始まり、そのセッション中は、ユーザーからのメッセージが現在進行中のステップへの入力と解釈されます。このステップごとに入力を受け取り、正規化やバリデーションを行い、回答を記録する処理が繰り返されます。すべてのステップの入力が完了すると、そのセッションが終了します。
収集した入力データは、プロフィールとして保存することも、セッションデータとして保存しておくこともできます。プロフィールに保存することで、オーディエンスの作成時にユーザーからの回答値によるセグメンテーションを行うことができるようになります。簡単な例でいうと、性別、職業、年代、居住地などのデータを収集するステップを作っておくとそれがプロフィールに反映されるので、それらを用いてユーザーをグループ分けしてメッセージの配信などに用いることができるようになるというわけです。
回答はメッセージの送信だけではなく、ポストバックアクションでも受け取ることができます。ポストバックアクションに、mode=interaction&step={今のステップID}&value={回答}
のようにdataをセットすることで回答を入力してもらわなくてもタップでいくつかの選択肢から必要な回答を取得できます。
インタラクションは一本道ではなく、途中で分岐させることも可能です。ポストバックアクションにnextStepId={次のステップID}
のようなパラメータを追加するか、ステップごとに用意されている分岐オプションを設定すると、入力された値によって分岐先を設定することができます。
表示するメッセージもテキストメッセージはもちろん、LINE Connectで扱える画像やビデオ、FlexMessageなど他の形式も使用可能です。また、選択肢としてボタンを表示するためのテンプレートも用意されているので、手軽に複数の選択肢を表示できます。
最後に入力内容を確認するためのテンプレートや、入力内容を修正したい場合の修正項目選択用のテンプレートも用意しています。
一定時間入力がない場合のタイムアウト設定や、途中でやめたい場合の合言葉(キャンセルワード)設定も行えます。
工夫次第で皆さんのLINE公式アカウントをさらに充実した物にできる目玉機能だと自負しています。ぜひ使ってみてください!
インタラクションの詳しい使い方はLineConnect ドキュメントをご確認ください。